kawasaki キャブレター/XL250S/カブ
2023/08/24
久しぶりのブログです。
本日の名古屋は朝から土砂降りの雨で気温が下がり、当店の室温も過ごしやすい為これ幸いとキーボードを叩いております。
連日何かと作業はあったのですが、いかんせん暑さでスマホからブログがてらInstagramでお茶を濁していました。
とりあえずカワサキ4発水冷のキャブレターをオーバーホールしています。
カワサキ車はパッキンが虚弱なイメージが拭えません。
こちらの車両はキャブレターにも冷却水の通路が這わせてあり、車体からキャブボディを取り外す時に
大体このパイプをひっかけてへし折ってしまったりしている車両も多いです。
こちらの車両は大丈夫でした。が。
何だか黒い液体ガスケットのようなものをコッテリと塗布した形跡が・・・。
Oリングがダメになって、塗ったんでしょうね。後々清掃が大変です。
で、開けて各ジェットを取り外していたら1番のパイロットジェットが入っていない?
よく見ると中で折れていました。
多分、締め込み過ぎによる折れっぽいです。
これがブログを今回書くきっかけでもあったのですが、職種上、閉ざされた空間で作業しておりますので
依頼主側からすると作業中の透明性がないため
「貴方が作業中に失敗したのでは?」
と思われがちな職業です。
こちらの折れは画像でもわかる通り、折れたのちに汚れが蓄積し、折損面が黒くなっております。
真鍮の部品ですので折れたばかりであれば金色ですが、前回の作業者が破損した後そのまま組んで時間が経ったのでしょう、黒ずんでおります。
かなり細い部品ですが、取り出すほかありません。
細いドリルで下穴をあけ、逆ドリルで取り出します。
ボディはアルミ、取り出す部品は真鍮と、どちらも柔らかい金属ですので大変慎重に事を進めなければ
キャブがパーになってしまいます・・・。
並行に穴をあけ、並行に逆ドリルを刺し回します。
完全に集中していたので作業中の写真を撮り忘れていました。
何とか無事に取り出すことができました。
悪い予感って大体当たってしまうものですね・・・。
でも、無事にオーバーホール作業が進めれそうで一安心です。
引き続き作業してまいります。
こちらは先日、仕上げた車両です。
HONDA XL250S
思ったより手直しが多くてちょっとくたびれました~。
まあでも1978年式と思われまして今から40年以上も昔の車両ですので覚悟はしてました。
フレーム番号が200番台ですので初期も初期でしょう。多分。
フロント23インチの乗り味は今はもう味わうことができませんのでお探しの方は是非!
ビンテージオフロードは高騰してます。キック一発始動ですよ。
旧車はエンジンのフィーリングが硬くて良いですよね。
ゴロっとした感じが工業製品に乗ってます!って気分にしてくれます。
もう一台がカブの50です。チョッパーカスタム。
当店のお客様より買い取らせていただいた車両なのですが
当方で手を加えたのはマフラー・ヘッドライト・ハンドル周りの変更です。
中華エンジンが積んであったため、保証が出来ないのでヤフオクで。
中古のカブエンジンでも探して載せようかとも思案したのですが、そこまで手をかけれないので断念。
リアがエキセルホイールのデカケツ仕様・フロントはスプリンガーとなかなかハードな色合い。
こちらもお探しの方は是非に。
以上、久しぶりの更新でした。
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